孔雀青

反復性短期抑うつをなんとかする日記

家族

 今日はインターホンの音で起こされた。こんなに連打してきたインターホンの主は初めてだと思う。その連打数と、宅配の配達員のようには見えなかったため、応対しなかった。最近は大手宅配業者だけではなくて、個人でも宅配業者になることが出来るそうだけれど、大手以外の配達員さんにはまだ少し抵抗がある。郵便受けに不在票はなかったので、インターホン連打マンは配達員ではなかったのだけれど。

 昨日とは正反対の堕落した日曜日を過ごした。昨日の夜父との会食があったので、久々にお酒をそこそこ飲んだからかあまり気分が優れなかった。ここ2週間くらいはYouTubeをダラダラ見てしまうなんてことはそんなになかったが、その2週間分くらいかそれ以上は見ていたと思う。

 

 その昨日の会食での話も半ば説教じみた内容ばかりだったのでかなり疲れていたのかもしれない。昔から父の話は説教じみていて、父の話の捉え方を変えることでなるべく理解しようとしてきたけれど、話を一方的に披露されるコミュニケーションはなかなか疲れる。

 父はこちらの話をあまり聞かない。昔からあまり聞かない。「聞いているという態度を出さない」というのが正確かもしれない。もうそのような父の行動に慣れたとはいえ、気を抜くと「もっと聞いてよ!」という子どもの私が出てくる。

 おそらく父自身も、(聞いてほしい自分の話を)あまり親に聞いてもらったことがないのかな、と私は推測している。直接的にそう言われたことはないのだが、父の理想とする家族像は、「2つとして同じ家族はない」とは言いながら、あまりにも理想的すぎるものを理想としているように見える。

 家族は連鎖する。私自身も家族に対するこだわりが強い方であるから、父の気持ちもよく理解できる。でも、同じ轍を辿らないようにしたいと思う。父もきっとそういう思いでやってきたんだろうけれど。家族はほんとうに難しい。

 

 このブログを書くとか、家の掃除をするとか、メルカリを出すとかいろいろやろうとしていたことはたくさんあったのだが全く出来ずに終わった。出来なかったけどあまり気にしないでいられるのは、最近飲んでいるSSRIのおかげなんだろうか。そうであればありがたい。

 

一年間で最も目覚めが良い記念日

 昨晩遅く(AM2時)に寝たにもかかわらず、寝る前にルネスタ(睡眠導入剤)を服用にしたにもかかわらず、なんとAM7時前に起きることが出来た。午前中に月1で通っている婦人科に行くという用事はあったが、そのことに「遅れてはいけない」と強迫的に焦りを覚えることもなく、夜は普通に眠った。自然と眠りから覚めて二度寝したいという気にもならなかった。快挙だ。朝早くから洗濯機を回すなんて年に1回もあるだろうか。健全な行いが出来て大変気分が良かった。

 この寝起きが普通になって続けばいいのにと思う。本当に。自分にとっては普通くらいの時間だが、常識的には遅い部類の時間である2時に寝て、こんなに快適な目覚めが普段から経験できるなら素晴らしい。でもたぶんそれは無理だ。今日は特異な日であって、通常時は10時間は寝ないとまともに動けない人間だ。たまたま、たった5時間の睡眠が上手くいって疲れが取れてくれたんだろうか。10時間の睡眠が必要だとしても、寝起きの悪ささえなくなってくれたらいいのに。

 私が睡眠に関して抱える問題は、眠る時間が長いことなのではなくて、目覚めの悪さがより大きな問題かもしれないと気付く。確かにロングスリーパーはそれだけ睡眠に充てる時間が増えるので、1日の活動時間はそれだけ減る。社会生活を送る上では確かに問題なんだけど、今は社会生活を半ば諦めているのでそれが見えてきた。たぶん昼12時に起きたとしても目覚めさえ快適で、溌溂と動くことができればそんなに寝てしまった悔しさはないだろう。

 ただ昼に起きるというのは社会的にただしい行いではない。少なくとも自分の中では、後ろめたさのある行為だという認識がある。大学生という身分だから許されてはいたけれど、出た先の社会はそうはいかない。自分が「ただしい日常生活」に縛られていることにも同時に気付く。たぶん前々から気づいてはいたのだが、そこへのこだわりがなかなか止められなかった。ただしさは時に自分の思い描く理想でもあるのだと思う。だからなかなかやっかいで、それが満たされない時に執着が生まれているのかもしれないと思った。

 

 洗濯物をきちんと干したあと、婦人科へ行った。電車で一駅のところにある小さなクリニックだが、ドアtoドアでは電車を利用しても全て徒歩でもあまり変わらないため、散歩がてら歩いて行った。

 天気の良い日の散歩は良い。クリニックへは徒歩で片道20分ほどで、自転車で行ってもいいくらいの距離はある。でも、駐輪場がないとか、あっても空いてないとか、そういう煩わしい思いをするくらいなら歩きで行きたいと思うタイプだ。真夏や真冬は晴天でも少し歩き以外の選択肢を考えてしまう小心者だけど、今くらいの季節はほど良くて良い。何事もほど良いのが一番だと思う(何)。

 婦人科は空いていた。いつも土曜日は混んでいて、初めは「みんな何かと病院にかかっているんだなぁ」と感心したものだけど、今日はそれほどでもなかった。月1の通院で、ホルモン剤、いわゆるピルを処方してもらっている。検尿、体重測定、血圧測定がスムーズに完了し、そのまま診察も待つことなく始まった。暇つぶしのためにと持ってきた本が邪魔だった。

 診察は流れるように終わったが、「もう少し太ってもいいんだよ」と言われてしまった。痩せたくて痩せているわけではない私はよく困惑させられるセリフである。規則正しく栄養バランスの良い食事を摂っているとは言えない私の体型は完全にDNA依存だという確信がある。なんらかの目的があって、努力してこうなっているわけではない。だから、体重に関する助言及び羨望の意が込められた言葉を受けるたび、どういう顔をしていいか未だにわからないし苦手だ。

 

 午前中だけでこれだけのことが書ける、早起きで目覚めの良い日はやはり素晴らしいと思った。

ほんのりとした不安

 先週くらいから、闘病(と言っていいのだろうか)生活を記録するブログを始めたかったので、今日はそれを始められて良かった。自分の病は、診断を受けたのはつい最近だが、ほとんど性格とも言っていいような付き合いが長い症状だ。

 今日の日記を初投稿として、今後は簡単な自分のプロフィール記事や、診断を受けた日からの日記を遡って書いていこうと思う。

 

 

 今日は5回目の心療内科の通院日だった。心療内科は週に1回通っている。予約時間が11時で、この頃起きるのが10時頃なので起きられるか不安だった。なんとか9時過ぎには起きることが出来た。

 今日の診察では甲状腺機能に異常がないかなどの検査をやっとしてもらえた。結果はおそらく次回伝えられる。身体の異常は体感でも全くないので大丈夫だろうと踏んでいる。久々の採血は、こんなに血が噴き出るものなのかと見ていて面白かった。

 実を言うと、先週の診察で、大学との休学についての相談が出来ていないことについて突っ込まれたため、未だ相談をしていない自分は今日行くのは少し億劫だった。

 アンケートの回答と担当教員への連絡を大学から課されているのだが(期限は今日まで!)、病院へ行くまでにアンケートだけ回答しておいたので、医師には相談をした体にしておいた。医師も調子が悪かったみたいなのであまり触れられることはなくて少し助かった。

 この後カウンセリングを受けて、担当教員へ出すメールを考えるつもりだが、やっぱり先延ばし癖が直らない。いつもギリギリにやってしまう。先延ばしにしても良いことはないことは百も承知なのに、いつもこうだ。

 先延ばしに加えて色々なことに関してこだわりが強いため、時間がかかってしまうのも困りごとの1つだ。明日は朝からアルバイトなので、影響が出ない程度に早く寝たい。だから手短にで良いからさっさと書いてしまいたい。(といいながら夜遅くまでかかりそうである)